フレッシュすばるくんですっ!
夢を叶えるゾウって、聞いたことある方は多いかと思います。
僕は名前だけ知っていただけでした。
カンタンにあらすじを説明した後で、夢を叶えるゾウの感想を書いていきます。
また、だいぶ古い本を持ってきたねーーー
夢を叶えるゾウのあらすじ
大まかなストーリーのあらすじを書くと、インドの神様である「ガネーシャ」が、成功したいと思っている冴えないサラリーマンの主人公に成功する教えを説くお話。
ちなみに、ガネーシャは何故か関西弁。
ガネーシャは、学校の先生の宿題のような形式で主人公形式で課題を出していく。
いわゆる自己啓発本だけど、まるで小説のように読みやすい。
というか、ほぼ小説だよ、コレ。そのくらいわかりやすい。
内容は、小学生じゃわからない内容だろうけど。
夢を叶えるゾウの感想
↑シリーズは3巻まである
もう、他の自己啓発本いらないんじゃない?と思えるくらいの本でした。
大体、「夢を叶えるゾウ」に詰まっていました。
夢を叶えるゾウの面白いところは、成功するための課題にあります。
この課題がホント面白い。
ガネーシャが主人公に語った成功するための「課題」の一部を引用してみよう。
・トイレ掃除をする
「トイレ掃除をする、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するっちゃうことや。そんなもん誰かて、やりたいないやろ。
けどな、人がやりたがらんことをやるこそ、それが一番喜ばれるからや。一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや」
(夢を叶えるゾウより引用)
・やらずに後悔していることを今日から始める
「みんな知ってんねん。
やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?
それは、今の自分と同じことを考えているからや。収入。世間体。不安。同じやで。
人を縛っている鎖なんてみんな同じなんや。」
(夢を叶えるゾウより引用)
こんな感じで
ガネーシャは、一見すると良いことを言っている感がする。
でも、実際は全然違っていて、そこらへんの自己啓発本と書いてあることを良いようにまとめただけ。
僕も読んでいて、「あーどっかで見たことあるような…」と思った。
でも、ガネーシャが本当に言いたいことは、「自己啓発本買っても、現実は何も変えられない」ということ。
なぜかと言うと、自己啓発本を買ったことで、自分は変わるんじゃないか?と「期待」してしまっているから。
何かに「期待」したとしても、そう簡単に夢は叶えられないし、いつか壁に当たる。
壁に当たり、期待は絶望に変わる。
期待と絶望を繰り返して、夢を無くしていくと。
だから、期待してしまっているかぎり、何も変わらない。
これが、この本ただの自己啓発じゃないな……。と思ったところ。
自己啓発本的なものを多く読んでいた僕には、全くもって耳が痛い話でござるよ。
期待は、感情の借金と作中で語られているけど、その通りだなと思った。
じゃあ、もう期待してるからダメ。おわりっ!っていうことではなく、ガネーシャなりの本当の自分の変え方について語られているのも良かった。
どういうことなのかと言うと
良い話聞いたら、勉強した気になっているだけなわけで、本当に変えるには行動した結果の「経験」でしか変えられないということを述べている。
どんなにきれいなことを聞いて、期待したところで現実は何も変わらない。
自分で行動した結果の行動でしか、人は変わらないということ。
成功するための法則は、ただ一つ。
「行動して経験」することだと。
痛感した。
まとめっ
僕も、つい情報収集ばかりやってしまって、完璧な正解を求める時も多い。
自分がやろうとしていることは、本当にあっているのかなと不安になることもある。
もっと正しい方法があるのではないか……?と考え込んでしまうことも多い。
でも、世の中は正解のほうが少ない。
1+1の答えのように、全部が解き明かされていることの方が珍しいくらいだ。
結局、情報収集だなんてかっこいい言葉を並べているけど、スマホをいじっているだけと何も変わらない。
スマホやパソコンで正解をGoogle検索に求めたところで、仕方ない。
結局、行動するしか人は変わらないなと。
笑っちゃうくらいシンプルな答え。小学生でもわかる。
でも、難しく考えてしまって、カンタンな蝶々結びをこぶ結びにしていたわけです。
っていう風に感じた本が「夢を叶えるゾウ」という本でした。
まだ読んだことがない人は、マジで一回読んでみて欲しい。