よく、昔から仲の良い友達から、フレッシュすばるくんは変わらないね…。と言われることがある。
本当にそうかな?と毎回思う。
iphoneも使い続ければ、いつか壊れるし、乗りこなした自転車もいずれ壊れてしまう。
一方で、金閣寺のように、一見昔から変わっていないように思えるモノも細やかな工事をして今に至る。
どんな物でも、永遠に同じ状態を保ち続けるのは、不可能に近い。
変わらないものなんてないのだと俺は思ってる。
昨日の顔と今日の顔は違う
鏡に映る自分の顔は、昨日と今日では、顔が全く違わないように思えるかもしれない。
でも、違う。
それは、10年前の自分の顔と今の顔を見比べればわかるはず。
自分の顔は、間違いなく大人に変化している。
ある日突然、顔が変わるなんてことはなく、自分が気づかないくらい遅いスピードで変わっている。
毎日自分の顔も変化しているわけだ。
人の心も変わっていく
人の心も同じだと思ってる。
環境が変われば、人は変わる。
本当に仲が良い奴だと思っていてもそれは「今」だけ。
環境が変わってしまえば、人の心も変わってしまう。
いつも、連絡を取り合った友達も、環境が変わればいつのまにか連絡を取り合わなくなる。
週に1回連絡していたのが、一ヶ月に1回になり、半年に1回になって、やがて連絡をしなくなる。
10年前仲良かった友達との仲は、10年後変わらず仲が良いわけじゃない。
同じように頻繁に会うことはないだろうし、顔も身長も肩書も変わっている。
人の心ほど、繋ぎとめておくことは難しいことはない。
自分は、他人ではないのだから、心の変化は止められない。
環境も変わり、時間も経てば、やがて人の心も変わるものだと思ってる。
変わっていくことは、悲しいことじゃない
いつのまにか街から本屋が消えて、mixiを使っていたのがツイッターになる。
変化は、何も悲しいことではなく、進化しているのだと思ってる。
家にいても、本を買え、どこにいても手軽に友達と連絡を取れるようになった。
世の中が、進化した証だと俺は思う。
歴史を見れば、変化に対応できない生き物は死んでいく未来しかない。
生き物は、生き残るために変化をしてきた。
同じように、すべて変わるべくして変わっていると俺は思ってる。
変わる必要があったから、変わっている。
だから、変化したヒトやモノを責めるのではなく、その変化に自分が対応していく。
昨日の世界と今日の世界では、まるで違う。
小さな変化に気づきつつ、対応していくことが、生きていく上で重要なんじゃないかと思ってる。
変化を拒めば、恐竜のように時代に取り残されて死ぬしかないわけだしね。