先日、「ブログで稼ごうと思わなくともいいんだよ。下請けビジネスモデルだし、結局厳しいよ。」という内容が書かれたブログを見た。
たぶん、それが正しいんだろうなと最近つくづく痛感する。
僕がブログを始めて、もうすぐ1年が経とうとしている。
ふと、周りを見渡すと、僕と同じくらいにブログを始めた人は、ほとんどブログの更新が途絶えている。
半年もすれば、辞めていくブロガーが多いようだ。
今もブログを継続的に続けている人は、ホントに少数。
ブログは、続けていくことは難しい。
最初の頃は、アクセス数は少ないし、何にもしてなかったらお金を稼げるわけでもない。
(今の僕のブログは、毎日1500以上のアクセス数があるけれど、ブログ始めた数か月は100アクセスもいかなかった)
友達にもビジネスとしては難しいよね。っていう指摘を何度もされた。
僕が苦心をしてブログを書いているのかを知っているからだろうと思う。
言われなくとも
もう、頭の中ではとっくに答えはわかっていた。
厳しいなって。
そんなことを考え始めた夏の終わりごろから、ブログを辞める気持ちは、出てきては消える。
また、出てきては消えていた。
そうしてずるずる引っ張って、11月の中旬ようやく決心した。
ブログで稼げなかったらブログをあきらめよう。と
もちろん、ブログを削除するつもりはないけれど、ブログの優先順位を落として違うことに時間を費していこうかなと思う。
僕は書くことが好きだ
夏の終わりから辞めようかと思っていたけれど、それでも、ブログを辞めなかったのは、書くことが好きだったからに他ならない。
僕は書くことが好きだ。
そして、どうにかお金に換えたいとも思う。
ブログを書くことで収益を上げたい。
僕がブログで収益を上げたいと思う理由は単純で、人を楽しませることを軸において人生を過ごしたいと思うから。
ブログもアホみたいなことについてチャレンジしたいし、特にyoutubeには多くの動画投稿をしたい。
もっと、人を楽しませたい。
ただ、そのためにはお金が必要わけで。現実は非情。
僕は、あと1年したら働くだろうし、今しか時間がない。
別に、お金を儲けて、いい車と良い家に住みたいとか一切ない。
っていうか、俺イイ車持ってるよ!なんて話を聞かされても、他人の自慢話なんて聞いて面白くない。
僕はお金を稼いだら、もっと人を楽しませたり、笑わせることをしていきたい。
見てくれた誰かの今日が楽しいものになることの方が、僕にとってはフェラーリを持つことよりも嬉しい。
頭の中お花畑かな?って思われそうだから、あまり言ってこなかったけれど。
最近ではそんな余裕もなくなってきた。
ただ、このブログも多少なりとも利益を生んでいるけど(ホントに多少!)、ブログで稼ぐって思ってた10倍くらい難しい。
ブログで収益を上げる必要はないのでは?
ここまで書いていて、「別に収益を上げる必要なくね?趣味で書こ?」と思う人もいると思う。
そもそも、ブログをあきらめる必要はないのではないかと。
稼げなくとも、ブログを書いていけるだろ!って。
たしかにそうなんだけど、それは無理!と結論付けた。
僕はブログ以外にもいろんなことに興味がある。
Youtubeもそうだし、他のウェブサービスを開発することも興味ある。
プログラミングを実際に受講しているけど、本当に楽しい。
どれも、実際に手を付けてみた感想として、もっとやりたい。と思う。
ブログと同じくらいの熱量でやりたいし面白かった。
でも、それらを手を出していると、ブログまでが手が回らなくなる。
実際、ブログとユーチュブを手を出しただけでも、ガタガタ揺れてしまった。
だから、必然的にブログの優先順位を下げることになると思うんだけど、それが納得いかない。
ブログの優先順位が下がることにどうしても納得がいかない。
ブログの優先順位を下げれば、もうほとんど書かないことが容易に想像できるから。
趣味でやる。となって、優先順位を下げるとどうしても後回しになってしまう。
そうなると、僕のことだから、書かなくなると思う。
僕がやりたい他のことは、自分のやりたい思いのほかに、オマケがある。
お金だったり、ファンづくりだったり、スキルだったり。
ブログには、それがなかった。 もちろん、ウェブサイトを運営する知識は身に付いたし、SEO(検索エンジンに文章を載せる技術)も身に付いた。
ただ、どれも上で挙げたものにはかなわない。
隣の芝は青く見える話かもしれないけど、実際青いと思う。
ブログを触る理由が欲しい。
もちろん、理由がなくとも書く。書くことは面白いし楽しい。
でも、理由がないと危機感を抱いて「そろそろ書くか!」とはならない。
ブログの優先順位が下げたくない。
理解されにくい話だとは思う。
ちなみに、僕はブログの才能がないし、ビジネス的に考えれば、ブログから手を引くことが一番良い。
僕は書くことも遅いし。
特に、才能がないと痛感したのは、はてなブログのヒトデさんを見てから。
そもそも、ヒトデさんのブログを見て、ブログをはじめようと思った部分もあるし、参考にさせてもらっていた。
でも、実際にブログ始めてからこの人ヤバすぎる…。感が凄くなった。
ヒトデ祭りの文量はすさまじいかつ面白い。
僕も書くことが好きなつもりだったけど、あの人の熱量は凄すぎる。
熱量の上に、文章も洗練されていて読みやすいし、本当にこれは真似ができないなと思ってしまう。
ほかにも、スゴい文章を書く人は挙げられないほどいるし、すげぇやと思うブロガーさんは多い。
諦めたくなと思うけれど、諦めるのが正解かもしれないと僕は感じた。
おわりに:泣きながら書いていた
初めての体験だった。
ブログでは、気が沈みながら書くことはあったし、怒りながら書いていたこともある。ただ、まさか涙を流しながら書くことになるとは。
もう1年近くブログを書いていたけど、初めての経験だった。
泣きながらタイピングを打つのは、なんだか本当に笑える。
いや、今もめっちゃ泣いているけどね。
なんなら、嗚咽漏らしているからね。
ちくしょーーーって言葉に出すことをタイピングでごまかしてる。
泣きながらタイピングしている今の姿を誰かに見られたら、ドン引きされる自信がある。
よかった。部屋に誰もいなくて。
やっぱり、悔しいなと改めて思う。
周りが、収益を上げていることを見ていると、余計に悲しくなる。
ただ、もう自分に踏ん切りをつけたい。無理ならそれでいい。
僕がブログの才能はないとわかっているし、ダメなら諦められる。
自分が、ブログで誰かに価値を与えられるほどのものを提供できるのか。
役に立つ記事をもっと書いて、誰かの役に立ちたい。
このブログ開設当初の目的であり、目標である「誰かの役に立つ」ことに挑戦したい。
一生けん命やって、ダメだったら仕方ないねって思える。
才能もないのに、ずるずると引っ張って書いているのは怖い。
期間は僕が大学を卒業する3月まで。
だから、ブログをあきらめるために、もう少しだけ、もう少しだけブログを書こうと思う。